各種検査・ご予約

胃内視鏡検査

胃内視鏡検査は予約制です。ご予約優先ですので、絶食でご来院いただいても検査ができない場合があります。

下記のような症状がある方は、胃の内視鏡検査をおすすめいたします。胃ガンは知らないうちに病気が進行している場合も多く見受けられますが、早期に発見し適切な治療を受ければ心配ありません。定期的に検査を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。

  • 胸焼け・胸のつかえ・痛み

    食道の病気である可能性があります。食道に関しては逆流性食道炎や、食道ガンなどの病気が知られており、検査としては胃内視鏡検査が最も有効です。

  • 胃もたれ・吐き気・食欲がない・胃のあたりが痛む

    日常生活のストレス、飲酒、喫煙、不規則な食生活などによって胃の粘膜が荒れて胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃ガンなど様々な病気が起こります。

  • 空腹時に胃が痛む

    空腹時に夜間にみぞおちの辺りや背中が痛む場合は十二指腸潰瘍の可能性があります。十二指腸潰瘍はピロリ菌との関係が深いと言われ、出血や穿孔を起こしやすい病気です。

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苦しくない胃カメラ(胃内視鏡検査)

ご希望により鎮静剤を使って検査を行っています。鎮静剤を使うことで不安が緩和されリラックスした状態で検査を楽に受けることができます。鎮静剤を使用した場合は、ほとんどの方が「眠っている間に検査が終わっていた。」と言われます。検査時間は10分程度ですが、検査後1時間~1時間半の安静が必要です。

胃カメラを苦しいと思う原因は2つです。

  • 嘔吐反射
    内視鏡がのどを通るときには、異物を吐き出そうとする嘔吐反射が起こります。多くの方がこの時に「苦しい」と感じると言われています。当院では検査を始める前に粘膜を麻痺させるお薬でのどをしびれさせます。そのため嘔吐反射は起きません。
  • 検査に対する不安
    当院では不安・緊張を和らげリラックスした状態で検査を受けることができるようなお薬を使用することもできます。個人差はありますが眠った状態で検査を受けることができます。

また、内視鏡検査はすべて経験豊富な医師が担当します。内視鏡検査・手術ともに迅速で精密な技で安全に努めております。

検査の流れ

検査前日

  • お薬について

    普段から服用されているお薬は飲んでいただいてかまいません。ただし、糖尿病、心臓病、脳梗塞などで治療中の方は、検査前にお申し出ください。(予約時に看護師が問診を行います)

  • 食事について

    朝とお昼は普通に食べてください。夕食はなるべく消化の良いものを午後9時までに済ませ、それ以降は何も食べないでください。水分(お水・お茶)、お薬は通常通りお飲みください。ただし、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品は飲まないでください。

  • 日常生活について

    学校、仕事などの制限はありませんので平常通りの生活でかまいません。

検査当日

  • お薬について

    指定されたお薬(心臓や血圧、喘息など)はお水又はお茶でお飲みください。(ただし説明された時間にお飲みください。)

  • 食事について

    朝は絶食です。お水・お茶はコップ1~2杯程度なら飲んでもかまいません。

  • その他

    衣服はお腹を締めつけないゆったりしたものでご来院ください。
    鎮静剤や鎮痙剤(胃の動きを抑えるお薬)を使用した場合は検査後しばらく「眠気」、「目がチカチカする」などの症状が出ることがありますので当日の運転はなるべく控えてください。

検査

身体の力を抜いて、鼻からゆっくり息を吸い口からはきます。鎮静剤を使って眠気がある方はそのまま眠っていただいてかまいません。口の中に溜まったツバは飲み込まずに出してください。個人差はありますが検査時間は10分程度です。

検査後

検査中に撮影された胃の内部をモニターで確認しながら説明を行います。
鎮静剤を使った場合には、検査終了後、体調と安全を確認するため、1時間程度ゆっくり休んでいただきます。

ピロリ菌って?

ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)といいます。感染率は世界人口の40-50%程度がヘリコバクター・ピロリの保菌者だと考えられています。 日本では20歳代の感染率は25%程度と低率ですが、40歳以上では7割を超えていて胃炎や消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、特に胃がんの原因として重要な役割を果たしていることが明らかとなっています。ピロリ菌の検査も当院で行っております。どうぞご相談ください。